知床は、その圧倒的な自然美と多様な生態系で知られる、北海道屈指の観光地です。
世界遺産に登録されたこの地域は、絶滅危惧種から雄大な山々まで、驚くべき自然が広がっています。北海道へ来たなら絶対訪れてほしい場所です。
しかし去年、とても残念な事故がありました。
道民としては、本当に悲しくて心が痛みました。
私も観光船に何度か乗ったことがあります。
圧巻の景色に本当に感動しました。
なので、ぜひその景色、手付かずの大自然を肌で感じてほしい!
絶対魅了されること間違いないので、ぜひ行ってほしいと思います。
知床ホームページには、安全対策について記載してますのでご確認ください。
知床への楽々アクセス、旅行者必見の交通手段とルート
札幌から知床まで、距離は約410キロ!
車だと高速道路で約6時間かかります。休憩なしで6時間です。1日がかりですね・・・
でも、広大な北海道を横断して色んな景色を満喫してほしいので、お車の場合には、旭川など途中で1日宿泊し、別な場所を観光をして来られてもいいかと思います。
旭川であれば、動物の自然な生態を身近で見れる旭山動物園などとてもおすすめです。
【知床までの行き方】
札幌から知床(飛行機は新千歳空港から)までは、車、バス、JR、飛行機など行き方が色々あります。
それぞれの位置関係はこちら ⏬
旅行の日程に余裕があまりない方は、札幌発の夜行バスだと乗り換えなく寝ている間に知床まで行くことができますが、知床までの景色もぜひ見てほしいので少し余裕ある日程で北海道を満喫してほしいと思います!
また、バスに関しましては、夏ダイヤと冬ダイヤがありますので、各社のホームページでご確認の上、お時間などお間違いがないようにご注意ください。
飛行機で北海道へ来られる方は、女満別空港や釧路空港行きがあれば一気に道東まで飛行機で来て、そこからレンタカーや公共機関で知床へ行かれてもいいかもしれませんね。
〜お車で来られる場合〜
11月中旬から4月上旬は道路の凍結などの可能性もあります。凍結していないと安心して走行していても一部分凍結した道もあり、そこでハンドルを取られスリップ事故となることもあります。冬道などの運転に慣れていない方は、ご注意ください。
また、時期によって通行止めになる区間もありますので、行かれる前には十分ご確認くださいね。
斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ国道334にある知床峠などでは、ヒグマや鹿、キツネなど野生動物に遭遇することもあります。
遭遇した場合には絶対、車から降りたり餌をあげたりはせず、野生動物に気をつけながら走行をしてください。知床峠は多くのカーブもありますのでスピードも控えて十分に注意して走行してくださいね。
北海道中央バスホームページ
→ https://www.chuo-bus.co.jp/highway/index.cgi?ope=det&n=6&t=7&o=1
斜里バスホームページ → http://www.sharibus.co.jp/rbus.html
阿寒バスホームページ → https://www.akanbus.co.jp/airport/
知床五湖探検:美しき自然のキャンバス
知床の魅力の一翼を担うのが、「知床五湖」。
知床五湖は四季折々の美しさで訪れる人々を魅了し、特に湖面に映る知床連山の風景は圧巻です。
知床連山や原生林の中にある5つの湖を眺めることができます。
小さい頃に、知床五湖を周ったことがあるのですが、その時は今のように綺麗に整備もされていませんでした。今は、とても綺麗に整備されています。
<知床五湖を巡るには、2つの歩き方があります>
・全長800メートルの高架木道。
・2湖と1湖を巡る1・6km、5湖から1湖まで全てを巡る3kmの地上遊歩道。
高架木道は、開園期間無料で利用できます。
バリアフリーなので車椅子の方も雄大な知床を観光することが可能です。
また、高架木道には電気柵なども張られヒグマなどの対策もしているので安心して大自然を堪能できます。
地上遊歩道は有料となっており 森の中を散策しながら1湖まで巡る歩道となっています。
5湖から1湖まで約3kmを探索するコースと2湖と一湖を約1.6k探索するコースがあります。
ヒグマの活動時期5月から7月までは、ガイドさんと一緒に周るツアーに参加。
それ以外の期間は、10分間のレクチャーを受講してからのそれぞれ散策となります。
ヒグマ出没時などは閉鎖されることもありますので、ホームページなどご確認くださいね。
また、知床五湖は、厳しい寒さの冬に湖の上を散策する事もできるんです!
ガイドツアーとなりますので、ホームページをご確認の上、夏とは全く景色の違う知床をぜひ体験してください!
知床五湖ホームページ → https://www.goko.go.jp/index.html
秘境:カムイワッカ湯の滝
2023年度はすでに終了してしまいましたが、知床に来たならぜひここも訪れてほしい場所です。
知床五湖から更に奥へと進む、道道93号線のカムイワッカへの林道は、道路は整備されておらず、狭い砂利道もありますので運転には十分気をつけてください。
冬季期間など時期によって通行止めとなります。行かれる際には事前にご確認下さいね。
また、知床自然センターからシャトルバスも出ています。
途中で知床五湖もありますが、知床五湖はそのまま通過して経由しませんのでご注意くださいね!
カムイワッカ湯の滝は、温泉が流れる川として有名で、川を上るにつれて温度が上がっていき最終地点では約35度から38度になります
水しぶきを浴びながら、1の滝から4の滝まで小さな滝を乗り越えていくアクティビティです。
昔行った時には、川に自由に入る事ができ、4の滝の滝つぼでお湯に浸かってのんびりとしている人もいましたが、2023年からは、『カムイワッカ湯ノ滝のぼり』に参加しないと川の中に入る事自体できなくなりました。
しかし、橋から川を見ることはできますので、アクティビティに参加されない方もぜひ訪れてほしいと思います。
また、参加される方は、ヘルメットは無料レンタルとなりますがその他、事前の準備をしっかりした上で、なかなか体験できない原生林の中の滝のぼりをぜひ楽しんでくださいね!
カムイワッカ湯の滝ホームページ → https://www.goshiretoko.com/kamuywakka/
滝の力と北国ならではの美:オシンコシンの滝
国道334号線沿いにある日本の滝100選にも選ばれている滝です。
滝の途中から2つに分かれており、落差約30mもあるのでとても迫力があります。
駐車場から階段を登るとさらに壮大な滝を目の前で見る事ができます。
駐車場やトイレなどもありますので、お車で来た際には知床五湖に行く前にぜひ訪れてみてください。
また知床には、他にも知床八景にもなっている『フレペの滝』や『知床峠』『プユニ岬』『オロンコ岩』『夕日台』などなどたくさん魅力的な場所がたくさんあります。
<フレペの滝>
知床自然センターより徒歩20分ほどで展望台に到着します。フレペの滝は、知床連山から流れてきた地下水が染み出して流れ出る滝です。オホーツク海を一望しながら断崖絶壁から流れる滝を見る事ができます。
<知床峠>
斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ国道334の峠です。展望台からは羅臼岳の絶景を見ることができます。天候が良ければ、北方領土である国後島を見ることもできます。
<プユニ岬>
駐車場などはなくプユニ岬の先端までは行く事ができませんが、途中の見晴橋からはオホーツク海やウトロ港を一望できます。
<オロンコ岩>
高さ60mの巨大岩です。170段の石段を登っていけばオホーツク海の絶景とウトロの町や知床連山と知床の大パノラマを見る事ができます。夕陽もとても綺麗です。
<夕陽台
名前の通り夕陽の名所です。ウトロの温泉街の知床国設野営場にあります。木々に囲まれた道を抜けると絶景が広がります。ここからオロンコ岩も見る事ができます。
知床に足を運んだら、その地の美味しい料理も見逃せません。
北海道らしい新鮮な海の幸や大地の恵みが、地元のシェフたちによって絶妙な技で調理され、訪れる人々を魅了しています。
一日、自然を堪能した後は、ゆっくりホテルで蟹や鮭、ホタテ、ホッケなど知床の自然の恵みが凝縮された料理が満載です。
観光と美食を同時に楽しむことができ、知床の旅がさらに素晴らしいものになることでしょう。
ぜひぜひ、広大な北海道へ来た際には、知床まで足を伸ばして大自然を肌で感じてくださいね!
知床斜里町観光協会ホームページ → https://www.shiretoko.asia
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